優しい思い出・・・
少しの間、全部手放して、気持ちに任せてみた。
« 2005年11月 | メイン | 2006年03月 »
少しの間、全部手放して、気持ちに任せてみた。
ベルヴィル・ランデブー
原題 Les Triplettes de Belleville
なんと濃い作品だろう。
台詞が殆ど無い分、ストーリーに引き込まれる。
伏線もしっかりと描かれており、んむむと唸る作品であった。
遠くから「ホタル〜!ホタルゥ〜!!」と、子供の声がする。
半ば叫びながら、その声は近付く。
ホタル小屋の辺りで、ピタと移動は止まるが、ずっと声は続く。
「ホ〜タ〜ルゥ〜!!!」
出産を控え、大きなお腹を抱え
息も早く、動きも大変そうなホタル。
交配してから、彼女の目は以前と違う様に感じる。
何処か不安気だ。
先日、夜中にゴソゴソ音がしたと思ったら
ホタルが巣作りをしていたと、兄は言う。
本能なんだな。凄いな。
兄はホタルの出産準備を着々と進めている。
「生まれた〜?」「まだ生まれねぇよ〜」が
ここ数日の兄との挨拶だ。