泣き虫ロンと優しきクマ
廊下から(ドタンバタン)と聞き慣れない音がする。
(またナニカ悪戯をしているんだな?)
でも何か変だ。
音の発生源は廊下では無く、屋上への階段からの様だ。
暫くして、静かになったと思ったら
今度は
聞き慣れないロンの鳴き声。大鳴きだ。
寂しそうな、救いを求める様な
そして緊急を帯びた鳴き声。
(とにかく誰かに気付いてほしくて、ありったけの声で鳴いている)
そんな感じだ。
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廊下から(ドタンバタン)と聞き慣れない音がする。
(またナニカ悪戯をしているんだな?)
でも何か変だ。
音の発生源は廊下では無く、屋上への階段からの様だ。
暫くして、静かになったと思ったら
今度は
聞き慣れないロンの鳴き声。大鳴きだ。
寂しそうな、救いを求める様な
そして緊急を帯びた鳴き声。
(とにかく誰かに気付いてほしくて、ありったけの声で鳴いている)
そんな感じだ。
まだ赤み掛からない
綺麗なクリーム色のおチビ達。
水を飲んだ後、上唇(?)にヒゲの様に地肌の色が出る。
ペチャ座り
授乳中の凛を見詰めるクマ
移動したホタルを目で追いかけるクマと凛。
何故かロンだけカメラ目線。
このところ
ホタルの世話をする際、ベランダを開けると
ロンとクマは、隙間から抜け出ようとする。
この日はクマが脱走を計った様だ。
おカメ顔?
日陰をさがして・・・
朝、廊下へ出ると、シートが散乱。
お前達、今日もかよ・・・・・orz
一吠えしたのは言うまでも無い。
ゆっくりでもいいから、ちゃんと学習しておくれ。
寝息が聞こえてきそう
タオルを結わえただけの、簡単な玩具。
噛んだり振るったり引っ張り合ったり、思いの外受けが良い。
でもって、一番喜んでいるシトは・・・
ふざけた座り方をする、ホタ母さん。
(写真のみ)
早朝、廊下に出た際
いつもの隙間で、仰向けに眠っていたクマ。
口角が上がり、顔がニヤケて見える。
いつ見ても、ふざけた格好だ。
夜が開ける前の、蒼い光に包まれる時間。
思い返すと、私はこの時
ナニカの予感を感じていたのかもしれない。
クマ婿入り後も、我が家のドタバタは変わらない。
褒めたり、叱ったり、笑ったり、紙を片手に追い掛ける毎日。
大所帯の世話は大変ではあるが、その中に喜びが沢山ある。
クマが抜けて、犬達同士の繋がり(バランス)が変わり始めている。
再構築中、と言ったところか?
「ゴル4頭家族」から「ゴル3頭家族」への転換。
彼等が築き、馴染むまでに、ひと月は掛かるだろう。
コレまで、凛の戯れ相手はクマだった。
体格が全然違う2頭で、見ているコチラはヒヤヒヤする事もしばしばだったが
彼等なりにうまくやっていたのだろう。
さて
そのクマが居なくなった今、凛が向かう先は・・・・・。
ロンである。
こんな具合。
(何処かで見た事のあるポーズ。)
所用の帰り、クマ婿入り先の親戚宅へ寄る。
先住犬クルーズのヴァリケンネルから出してもらうと
低い姿勢で躯中をくねらせ、嬉しそうに出迎えてくれた。
元気一杯に駆け回り、天性の明るさを振りまいている。
先住犬達との相性も良さそうだ。
このアングル、足付きボール玩具に似てる。w
(写真のみ)
まったりなゴルの皆様。
凛の目線、ロンの姿勢正しさ。
良い感じ。
足腰がしっかりしてきたロン。
階段を怖がる事無く下り、階下へ脱走する。
アレは、クマちゃんが居た頃。
バリケードを突破し
屋上への階段を上って行ったロンとクマ。
上り切ったは良いが、下りる事が出来ずに助けを求め
鳴いて(泣いて)いたロン。
{怒られても良いから、早く抱き上げて、ココから連れ出して〜}と
懇願の眼差しをコチラに向けていたロン。
そのロンが、階段をヒョイヒョイと下り、脱走である。
(コレは・・・・困った事になった。しっかり対策せな・・・)と思いつつ
確実な成長を目の当たりにした、感慨深い出来事であった。
活発さを増す、おチビ達。
取っ組み合いの毎日である。
ホタルに挑みかかろうと、近寄って来るロンと凛。
ギロリ
ホタ母さん、ロンとはマジで向き合う。
2頭口を開け、歯を見せ合いながら
「シャー」っと鼻息荒く威嚇し合う。
ウツボの様だ。
対照的に、凛に対しては優しいホタル。
小さな躯の凛を気遣いながら、遊ぶ。
写真のみ。