心配てんこ盛り
興奮冷めやらぬまま、明け方の就寝となった。
早朝、道行く人達と母の会話がぼんやりと聞こえる。
『生まれた?』
「はい、生まれました。」
『ホゲホゲ?・・・・・』
「フガフガ・・・・・」
何故、皆知っているんだ?)
まどろみの中で、疑問を感じていた。
興奮冷めやらぬまま、明け方の就寝となった。
早朝、道行く人達と母の会話がぼんやりと聞こえる。
『生まれた?』
「はい、生まれました。」
『ホゲホゲ?・・・・・』
「フガフガ・・・・・」
何故、皆知っているんだ?)
まどろみの中で、疑問を感じていた。
[黄三男:ホタル]
[黄三男:ホタル:赤長男]
[銀長女:赤長男:ホタル]
甲斐甲斐しく世話をするホタル。
[銀長女:赤長男]
[長男]
出産のドタバタから落ち着き、暖かな日差しが注ぐ日曜。
兄は第二子を、庭に埋葬する準備。
ダニーの犬舎前、ホタル小屋にも近い場所。
日当たりの良い場所だ。
小さな小さな前足
ナナお婆ちゃんと対面
誰も寝てはならぬ・・・?
タジタジ顔のホタル
長女は産室の隅がお気に入り。
お乳が出始めると、尻尾がピ〜ンと立ち、飲む勢いが増す。
シロクマシロクマ・・・
器用に舌先を丸め、お乳を吸う。
ベランダで一休み。
ふぁ〜・・・おっと失礼。つい・・・。
ナナのおむつを買いがてら、乾燥レバーを探したが見つからない。
(大型店舗だからあるだろう)と目論んでいたのだが
やはり特殊な品物なのだろうか。
(では、ネット通販で。)と、店を後にする。
躯の一番大きな三男。
彼の寝相は、コミカルだ。
「美技アラカワ」に続き
デンデンデデンデンの「武勇伝」。
旬ネタを彷彿とさせる。
後ろ足をパタパタさせたり
タヌキ踊りをしている様だったりもする。
何時間見ていても飽きない。
最近、ずっと前から欲しかったオリーブの木を育てている。
鳩と共に平和の象徴とされる、オリーブ。
鳩がオリーブの小枝をくわえたパッケージの煙草、"Peace"でもお馴染みだ。
硬い葉の表面は濃緑、裏側は銀緑。
ガーデニングセンターなどで苗を売っていると、一目でソレとすぐ分かる。
木目も美しい木である。
現在3品種を育てている。
見る度に、新しい発見のあるおチビ達。
母も成長を楽しみにしており、「おチビ参り」が日課だ。
ほぼ毎日、犬達の写真を撮っている。
撮り貯めた写真データの多さに、自分で驚く程だ。
photosにアップするまでには工程が多く、時間が掛かるので
コチラに最新画像をアップ。
男前長男
(左:三男 右:長男)
長男、早くもヤンチャの兆し。
ちょっかいを出す私に負けずに応えてくれる、可愛いヤツ。
本日、遊んだ際「ハァッ!」と、応える。
初めて聞く明瞭な声。しかし意味不明。
顔を認識しているのか、音のする方に応えているのか定かではないが
低い姿勢で居るコチラの鼻に、喰らい付きそうな勢いだった。
骨太ぽっちゃり色白三男
(上:三男 下敷:長男)
三男は、最初にお乳に吸い付き、最期まで飲んでいる大喰らい。
前足の"袖"が餃子の様だ。
タヌキだ、シロクマだ、お相撲さん系だと、言われ放題。
彼は眠っている時、「時の人達」のポーズをしている事が多い。
躯を反らせて「アラカワ」。
仰向けに寝て、前足で「武勇伝」。
さぁ、次は何だ?
小さな躯の長女
授乳中に寝てしまったり、食が細いのかと心配したが
少しずつでも、コンスタントに体重は増えており、足腰もしっかりしてきている。
(兄犬達の成長が速過ぎるのだ!)
躯が軽い分、兄犬達より自立の時期が早いかもしれない。
大人しく、眠っている事が多い。
頑張って、兄ちゃん達に追い付け!追い越せ!
僕、生まれて直ぐにsonnyにチューされちゃった長男。名前はまだ無い。
部屋(産室)の隅に鼻先を突っ込んで寝るのが大好き。
お座りして、ポーッとしているのも大好き。
少し歩く事もできる様になったよ。
自分でトイレする事もできるし、後ろ足で耳を掻く事だってできる。
この頃ね、口の中がムズ痒くて
弟達の躯やホタルママの耳、sonnyの指をカミカミしてる。
時々ホタルママが遊んでくれる。
ママの顔目がけて行くと
大きな鼻先で僕を転がしたり、躯を突ついてくれたり、優しく舐めてくれる。
ママだ〜い好き。
午後、ホタル達の様子を見に行く。
ホタルの躯を触ると、お乳に硬い感触。
右列、頭方から二番目のお乳が、張っている。
2階廊下に行くと
ホタルがお尻と尻尾をブリブリ振りながら、出迎えてくれた。
躯中を触って、昨日みたいな異変が無いか確かめる。
今日は何処にも異常無し。
『子犬達がトイレして、産室が汚れてしまったんだけど・・・』
と、母が声をかける。
母、兄、私で
外回りがてら、ホームセンターをハシゴして犬用品を買い込む。
フードやシート、車に満載だ。
チビ達は、そろそろ離乳の時期。兄は粉ミルクも購入。
パートナー犬の居ない私は
何となく寂しい思いを抱きつつ、新生犬に向きそうな玩具を購入。
ヤンチャ長男。
私を認識したのか、傍に行くとこの「笑顔」で寄って来る。
指を噛まれっ放しだが、嬉しいものだ。
眠っている長男(左)に、反撃を仕掛ける三男(右)
「兄ちゃん、お覚悟!」アムッ!!!!
日頃の鬱憤を晴らすかの如し。
でも、それは不意打ち、闇討ちとも言う。
お主、悪よのぅ。
意外に活発なチビちゃん、長女。
兄犬達と同じ様に歩き回り、遊び、噛む。
ナナばあちゃん、こんにちは!
皆さん、こんにちは!
早くここから出て、遊びたいです!
立ち姿の美しい長女。
起きているのが一人(頭)でも、元気に歩き回り、遊ぶ。
寄り添っては、遊び・・・
遊び疲れては、眠る。
最近、とても活発になってきたおチビ達。
狭い産室では物足りないらしく、鳴いて産室を出たがる様になった。
適度な運動も必要であろう。
起きて遊びたいコは、産室から出して遊ばせる。
長男VS.三男
レフリー長女
歯の痒さもあり、玩具を噛む事をはじめる。
遊び好きのホタルの良き相棒。
大雨の日曜。
ホタルは外でしかトイレをしない。
雨の日は、そこがネックである。
兄部屋から響く、元気に遊ぶおチビ達の声を聞きながら
廊下でホタルをタオルドライ。
ホタルは今、何を思うのだろう。
静かに向き合う瞬間。
長女
寝顔、寝顔。寝顔はタマラン。
ヤンチャ長男
いつかなんかヤラカしそうな表情。
三男
長吠え(ゥオ〜ン)
こんなショット、滅多に撮れない。
母ホタルに挑む、長男、三男。
日に日に活発になるおチビ達。
活動フィールドも、産室から兄部屋、兄部屋から廊下へ、と
日々広がっている。
廊下へ駆け出して行く長男・三男。
少しずつ性格も見えてきた。
ついに柵越えの兄犬2頭。
人の気配を感じようものなら
皆(出して!出して!)と 、産室出入り口に駆け寄って来る。
(突撃ー!)長男
毎日ドタバタと、元気に走り回るおチビ達。
兄犬達は同じ位の体格なので、よく2頭でつるんで遊び回っている。
毎日、産室からおチビ達を出し
遊びがてら運動させるのだが
それぞれが八方に散るので、気が気ではない。
コチラの世話をしている間に、アチラでドタバタ。
ソチラへ移動すれば、小さな水たまりを見つけ「なんてこった!」
掃除している間に、またアチラで・・・嗚呼!
キリが無いのである。
今日も紙を片手に、後始末・・・・・・。
ベランダを見つめる長男。
最近こうして、外を眺める事が多くなった気がする。
外への興味が出てきたのだろうか?
そう言えば、長男よ。
君は、ベランダの生まれだったね。w
産室を出たおチビ達。
ホタルも巻き込んで、大騒ぎ。
ガブッと甘噛みされ
お返しとばかりに、覆い被さり
ウガッと返り討ちにあい
尚も、睨み合う。
ヲイヲイ、ホタルよ。母さんなんだから・・・。
長男:ホタル
長女:ホタル:三男
長女:象さん
最近のおチビ達の呼び方。
長男:お兄ちゃん
三男:クマー!!
長女:ムスメ
そろそろ、ちゃんとした名前を決めないとね。
犬舍の申請、名前の登録などなど
これからホタパパ兄さん、やる事が山積みだ。
ムスメ
ホタル
ホタル:ムスメ
仲良く眠る。
さて、お兄ちゃんとクマちゃんは?
ベランダ窓前の隙間がお気に入りのおチビ達。
今日もドタバタ遊び疲れて、行き着く先は此所である。
躯に丁度良いサイズの隙間。
並んで、並んで・・・。
躯の軽い長女、長男の上で眠る。
兄との朝の会話は、犬達の話から始まる。
「今朝は、誰かお腹が緩い・・・・・」
一日の始まりに
なんと相応しい会話であろう。
気持ち良さそうに眠る長男。
場所はいつもの隙間。
それぞれの気配が解る距離で眠る。
日々活発さを増して行くおチビ達。
チビ達の活動中は
ずっと「紙」を片手に、おチビ達を追い掛けている気がする。
遊んでいる最中、スッと静かに消え
暫くして
何喰わぬ顔で帰ってきた時は、要注意だ。
「何喰わぬ」では無い。
「喰って」来たのだ。
詳細は省略する。
最近は、噛む力も強くなり、アチコチ噛み噛みやっている。
躯の大きな男の子達は勿論だが
長女も、その愛らしい姿に似合わず、やる事は凶暴だ。
ガブッと、親指の付け根を噛んだかと思えば
グリグリと首を振る。
「クゥー、痛いぜ。この小悪魔め」
兄も私も、手が傷だらけだ。
エジキ・マイ・スリッパ
二日後、無惨な姿に・・・。
ホタル:長女
玩具大好きホタル
長男:長女
お猿のボールは長女のお気に入り
名前(呼び名)が、ほぼ決まりつつある。
長男:龍(ロン、またはりゅう)
三男:蓮(レン、またはクマ!)
長女:凛(りん)
凛:ロン:クマ
「凛」は私が提案。
今でこそ、ポピュラーな名前「凛」だが
私には以前から、思い入れのある漢字だ。
響きも良い。
「冬の厳しくも凛とした空気」
「凛とした佇まい」
「凛々しい」などなど・・・
文字の持つ意味も美しい。
字面・字意・響き、三拍子揃っている。
また、時期を同じくして「龍」も名前候補にあがっていた。
最終的に「ラ行」「2音」で「語尾が『ン』」にまとまる。
聞き様によっては、どことなく中華な響き。笑
クマ:ロン:凛
ホタルーズ・エンジェルズ。
ロン
立ち耳ゴル?
エクソシスト・クマちゃん
タオルを結んだだけの、簡易玩具で遊ぶおチビ達。
凛
ロン:クマ
凛
(お水飲んだの)
カーテンに釣られる凛
凛
凛とロン、玩具をめぐって一戦。
ロンとクマの暴れっぷりが凄まじい。
この日は一日中シートを散らかし
納戸へ入っては、引き戸を外し
悪戯しまくっている。
私はその度、吠えまくった。
やっぱり、男の子は凄い。
男の子のヤンチャぶりは、ダニーで経験済みだが
そのヤンチャが2頭だ。半端ではない。
順調に育っている証拠ではあるが
嬉しい様な、哀しい様な・・・。
廊下から(ドタンバタン)と聞き慣れない音がする。
(またナニカ悪戯をしているんだな?)
でも何か変だ。
音の発生源は廊下では無く、屋上への階段からの様だ。
暫くして、静かになったと思ったら
今度は
聞き慣れないロンの鳴き声。大鳴きだ。
寂しそうな、救いを求める様な
そして緊急を帯びた鳴き声。
(とにかく誰かに気付いてほしくて、ありったけの声で鳴いている)
そんな感じだ。
授乳中の凛を見詰めるクマ
移動したホタルを目で追いかけるクマと凛。
何故かロンだけカメラ目線。
このところ
ホタルの世話をする際、ベランダを開けると
ロンとクマは、隙間から抜け出ようとする。
この日はクマが脱走を計った様だ。
おカメ顔?
日陰をさがして・・・
朝、廊下へ出ると、シートが散乱。
お前達、今日もかよ・・・・・orz
一吠えしたのは言うまでも無い。
ゆっくりでもいいから、ちゃんと学習しておくれ。
寝息が聞こえてきそう
タオルを結わえただけの、簡単な玩具。
噛んだり振るったり引っ張り合ったり、思いの外受けが良い。
でもって、一番喜んでいるシトは・・・
早朝、廊下に出た際
いつもの隙間で、仰向けに眠っていたクマ。
口角が上がり、顔がニヤケて見える。
いつ見ても、ふざけた格好だ。
夜が開ける前の、蒼い光に包まれる時間。
思い返すと、私はこの時
ナニカの予感を感じていたのかもしれない。
クマ婿入り後も、我が家のドタバタは変わらない。
褒めたり、叱ったり、笑ったり、紙を片手に追い掛ける毎日。
大所帯の世話は大変ではあるが、その中に喜びが沢山ある。
クマが抜けて、犬達同士の繋がり(バランス)が変わり始めている。
再構築中、と言ったところか?
「ゴル4頭家族」から「ゴル3頭家族」への転換。
彼等が築き、馴染むまでに、ひと月は掛かるだろう。
コレまで、凛の戯れ相手はクマだった。
体格が全然違う2頭で、見ているコチラはヒヤヒヤする事もしばしばだったが
彼等なりにうまくやっていたのだろう。
さて
そのクマが居なくなった今、凛が向かう先は・・・・・。
ロンである。
こんな具合。
(何処かで見た事のあるポーズ。)
まったりなゴルの皆様。
凛の目線、ロンの姿勢正しさ。
良い感じ。
足腰がしっかりしてきたロン。
階段を怖がる事無く下り、階下へ脱走する。
アレは、クマちゃんが居た頃。
バリケードを突破し
屋上への階段を上って行ったロンとクマ。
上り切ったは良いが、下りる事が出来ずに助けを求め
鳴いて(泣いて)いたロン。
{怒られても良いから、早く抱き上げて、ココから連れ出して〜}と
懇願の眼差しをコチラに向けていたロン。
そのロンが、階段をヒョイヒョイと下り、脱走である。
(コレは・・・・困った事になった。しっかり対策せな・・・)と思いつつ
確実な成長を目の当たりにした、感慨深い出来事であった。
活発さを増す、おチビ達。
取っ組み合いの毎日である。
ホタルに挑みかかろうと、近寄って来るロンと凛。
ギロリ
ホタ母さん、ロンとはマジで向き合う。
2頭口を開け、歯を見せ合いながら
「シャー」っと鼻息荒く威嚇し合う。
ウツボの様だ。
対照的に、凛に対しては優しいホタル。
小さな躯の凛を気遣いながら、遊ぶ。