車を点検に出して家に帰り
ダニーオジバの犬舎を覗くと
「?アレ?」居ない。
ペットベッドにある筈の茶色の塊が無い。
もしや脱走?
繋留リードを追って見ると、植え込みの方へ伸びている。
その先の日溜まりにチンマリとまぁるく収まる茶色の物体。
『ゲゲッ!まさか!!』
お〜いダニー、と声掛けながら近付いても微塵にも動かない。
(逝ってしまったのか?)
身体を触ると、やおら顔を上げ
「どうかしたの?」とでも言いたげな
寝ぼけた顔でこちらを見ている。
オイオイ。こちとらビックリたまげたぜ。
マジでドキッとしたよ。
ホッと安心したものの
一日一日その日は近付いている。
毎日大事に過ごさないとネ。