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老犬介護

朝、ダニーは起き上がれず鳴く。
介助するが、痛鳴き。

ダニー自身も立ちたい意思(仕草)があるので
さて、どうしようか、と考えを巡らす。
タオルを腹に回し、ソレを引き上げる事で
ダニー自身が立ち上がるきっかけにする。
肩に負担がかからないのか、スッと立つ。
補助ハーネス等、一考す。
この数日で、めっきり衰えたダニー。
これが犬の急速な老いなのだろうか?
潔く行け。
手助けする、見守る。
情けない逝き方だけはするな。
願いとも、決心とも言えぬ想い。
そして一抹の寂しさ。
急ぎ、介助に向けて用品を買い集める。
帰宅後、速攻で様子を見ると
植え込みにコテッと横になっているダニー。
迎えに出たが、転んでしまったのか?
何とも言えない想いが、胸に押し寄せる。
励ます気持ち
支えたい気持ち
頑張っているダニーに応えたい気持ち。
私はこのコを介護する。
最期の最期まで見届けるのだ、と決心した気がする。

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2005年04月16日 23:35に投稿されたエントリーのページです。

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