兄が見つけたセミの抜け殻。
庭の木についていた物が、飛んできたのだろうか?
こういう物を見つけた時は・・・。
迷わずホタルの所へ直行。
(コレなぁに?)フゴフゴフゴと興味深気に匂いを嗅ぎまくるホタル。
小屋の屋根にセミの抜け殻を載せると
後ろ足で立ち上がり、精一杯背伸びをして「獲物」を捕らえようとしている。
ホタルの頭部にセミの抜け殻を載せると
尖った足部分が毛に引っ掛かり、暫く頭部にくっ付く。
(ん?ナニナニ?ナニが私の頭にくっ付いてるの?)と
目を大きく見開いて、幾分パニくりながら頭をギュンギュン動かすと
ようやくセミの抜け殻がポロリと落ちた。
止める間もなくパクリと口へ。
慌てて取り出すが、既に少し変形。
暫くあれこれしながら遊んでいるうちに
今度は「食べモード」で、パクリと口に入れてしまった。
こうなっては、もう駄目だ。
「バリンバリン、ムシャムシャ」と、セミの抜け殻を旨そうに平らげてしまった。
あーぁ、食べちゃった。
お主、悪よのぅ。