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春の嵐

ホタルの左耳が荒れている。

ローションと綿棒、コットンで掃除すると
(@@)おぉぉ!!!解る人だけ解って下さい

イヤーパウダーを振り入れて手入れ。
湿度の高いこれからの時期、たれ耳犬はマメに手入れしないとね。
丁度兄も仕事から上がって来て、皮毛に出来た毛玉の処理。
耳の後ろは毛玉が出来易いので、短く「刈り上げ」て夏仕様に。


翌日の朝にかけ大雨になるとの事で
兄はホタルを食餌後に小屋に入れ、入り口ドアを締めたそうだ。

その後、私がダニーの食餌の用意をしていると
勝手口のガラス越しに、茶色の物体が動いているのが目に入る。

「?あれ?ホタルは小屋に入っているのでは?」
合羽を着込んで外へ出ると、大粒の雨が横殴りに降っている。

ホタルの小屋を見るとドアが開き、中にホタルが居ない
「ホタル?」
声を掛けると、小屋の裏側からずぶ濡れのホタルがやって来た。
「ありゃ、まぁ。」

ダニーに食餌を与えている間にホタルをタオルドライ。
躯は冷え、毛の生え際までずぶ濡れになっている。
頭を私の胸に押し当てシュンとしている。
「ホタルのおばかっちょ。ちゃんと小屋に入ってないとダメじゃん。」

小屋のドアを押し開けて外へ出たは良いが
いつもは付いていないドアが、風でパタパタ揺れている。
雨に濡れる〜。でもあのパタパタドア怖い〜。だったら雨にあたった方がマシ〜
ってな心境だったのだろうか?
きっと小屋の裏側で、チンマリしていたのだろう。

私も雨にあたりながら、思案する。
(傘?レジャーシート?いやいや駄目だ。風が強すぎる。)
強い雨が合羽を通り、服に浸透する。
突然稲光り・・・間髪を容れず轟く雷鳴にビクビクするホタル。

やはり小屋に入れ、ドアを閉めるのが一番であろう。
ホタルを小屋に入れ「我慢してね」と声を掛けドアを閉めた。

雨の度、繰り返してる・・・。ホントになんとかしないと。

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2004年04月19日 23:43に投稿されたエントリーのページです。

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