毎日、深夜に呼び鳴き、そして早朝も呼び鳴きのダニー。
ヒトの概念を期待しても、無駄なのである。
(夢の中まで、近所迷惑を心配している私。爆睡したい。)
朝二度目に起こした際、異変に気付く。
おや?コレは何だ?シートに血液状のものが?
躯をチェックすると、右腰部に床擦れが。
なんてこった。
速攻で、洗浄し消毒。
抗生物質軟膏を塗布し、ガーゼ+包帯。
後半身は汚れ易い為、毎日ケアをして来たつもりだったが
至らなかったのだ。
見落としていたのだ。
冬から春先まで「風呂マット+毛布+防水シーツ」を
犬舎内の中敷にしていたのだが
暑さ対策で毛布を外した為
柔らかいクッションが無く、関節部が痛んだのだろうか?
(再び、毛布を中敷にする。)
異変を見つけて手当をし始めたら、2-3日が勝負だ。(持論)
滅入るし、落ち込むし、自分の至らなさに腹が立つし
ここまでして差し上げてもまだ足りんのか?
これ以上どないせぇっちゅうねん。
等とやり場の無い想いもグツグツ。
でも投げ出したく無い・・・・・・・。
だから、やるのだ。
自分を奮い起こして。
本当は、さめざめと泣けたら良いのにと思う。
気が済むまで、泣いてしまえたら良いのにと思う。
でも、それをきっかけに
自分の中のナニカが、崩れ落ちてしまうかも知れないのが怖い。
泣いたって、転がったって、何にもならん。
ヤツの床擦れがアラヨッと治る訳でもないし
奴が自力で起き上がれる訳でもない。
そう、時々私が
鳴き続けるダニーに言う
「鳴いたって起きられる訳じゃないんだから、自分で立つ努力しなはれ」
と一緒なのだ。
泣くのはヤツを見送ってからだ。