老犬介護も3ヶ月を超え
悪戦苦闘の毎日ながら、日々小さな喜びや幸せを見つける余裕が出て来た。
まぁ、生き物対生き物だから、波はあるが。
この夏を乗り越えられるのか疑問のダニーは
相変わらず、昼夜問わない「起こして鳴き」をするが、食欲もあり元気。
眠る時間が長いため、ひと月程前に床擦れができ、慌てたが
毎日の患部のケアと、ダニーの持つ回復力で現在は落ち着いている。
最近は前足に弱さが見て取れる様になったが
ジジは懸命に頑張っている。
概念が通じない、コチラの都合にお構い無しの行動に
イライラしたり悔しくなったり悲しくなったるする。
嗚呼こんな筈じゃなかったと、嘆きもする。
もう放り出して逃げ出したいと思う事もあった。
でも、そんな最中にも
何処かに（私がこの責任を取らなければ）という強い思いがある。
その思いが、私を踏み止め、支えているのかなと思う。
紆余曲折しながらだと思うが、頑張るつもりだ。
ダニーの毎日のケアは
1.後半身のシャワー、タオルドライ、ドライヤー。
2.傷の消毒、軟膏塗布、傷クッション材あて。
3.おむつパッド、胸部起き上がり補助具あて。
となっていて
一連の作業を一気に行うのだが
全て終わる頃には、ダニーも私もヘロヘロになっている。
犬舎内の支度をする間、ダニーを犬舎外で横にして休ませるのだが
今日はどういう訳か、ホタルがダニー近付き
伏せたと思ったら、ダニーのお尻のあたりに顎を乗せ甘えている。
おお、なんと、珍しい。
どちらも大人しく、暫くすると寝息になりつつある。
おお。なんと言う微笑ましい絵面。
久々に写真を取りたいと思った。
その他にも、今日は微笑ましい光景に、心癒された。
兄が与えた氷塊に、ホタルは豪快にかぶりつく。
よだれをタラリタラリと垂らし
嬉しそうに躯をあちらこちらへ移動させながら
コロリコロリ、ゴリゴリガジガジと、まるで「白熊」・・・。
少しお裾分けしてもらうと
ダニーもまた、よだれを垂らしながら冷たさを堪能している様だった。
見ていると、ホタルが落とした氷まで奪い取って行く始末。
（お前さん、食べ物の時は足取りが良いね・・・。）
